8人の女たち | やさぐれ映画日記。(再)

8人の女たち

あの女優もこの女優も歌って踊っちゃうんですよダンナ!という映画。

 

映画というよりもはや事件!というキャッチコピーも納得な

カトリーヌ・ドヌーブなどビッグな女優8人が豪華共演というフランス映画。

しかもミュージカル。

 

「ミュージカル」と「フランス映画」で引き気味のそこのアナタ!

けっこう楽しめますよ、これ。


きれいな背景やドレスが見れたらいいや。という気持ちで見始めたんですが

ストーリーもちょこちょこ入る笑いも、予想外に楽しい!

 

もちろん期待していた衣装もセットもわざとらしさと色の美しさが最高。

フィフティーズ感あふれる「総天然色」な色使い。

さらに大注目なのが

個々のキャラクターに合わせて作られたディオールのニュールックな服!

 

ニュールックというのは

ウエストをシェイプしたジャケット+ボリュームのあるスカート

という50年代を席巻した「銀幕の女優~。」なファッションで

今年の流行なんか、まさにこれなんですわ。

 

8人の女優の足元が並んだだけというチラシだったけど

その靴だけでもう、キャラ設定が浮かび上がってくるんだもんなぁ。

衣装さんに握手を求めたい。

 

彼氏は見終わって「女の人、怖い。」と怯えていたけれど

私はけっこう「女って楽しい。」映画だったと思う。

 

あんな服着れるだけでもね。

 

あ、いまなんか舞台やってるけど

あの配役はどーうだろう。(特にエマニュエル・ベアールの役あたり。)