誘う女 | やさぐれ映画日記。(再)

誘う女

誘う女


狂ったエクスタシーってコピーはどうよ?な現代病映画。


 テレビに映ることが生きがいのお天気キャスターのスザーンは夫からキャスターの夢を諦めてレストラン経営をしないかと言われたことに憤り高校生男子を誘って夫を殺させ一躍時の人となるが

… というお話。


年下男モノ?けっ、流行の『東京タワー』かよ。

もしくは『氷の微笑』とかの単なるカモォーン系?


と、まったくもって見る気がなかったのですが

昼食を食べていたらでやっていたので鑑賞。


 で、なんか『ベティ・サイズモア 』みたいだー。これ。

ヒロインの自分に酔っちゃってる具合も、

配役が妙にぴったりな加減も。

ストーリーってより女優と映画の関係っていうとこらで。



二コール・キッドマンの上目づかいが炸裂。

でかくてデコ広いから気になってるんですが、いつも。



テレビって、出たい人にとっては魔物なんだろうなぁ。

まあ、ブログ更新してる時点で似たようなもんかもなぁ。

他人事じゃないですぞ


ウォーホルのように画面が増殖していくラストは

テーマ的にうまい!と思ったり。


じゃがいも餅たべながら見入ってしまいました。




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凍りついた湖に沈む金髪美女。という画を見ると脊髄反射で

氷河のママン!

とか思ってしまいます。


引き上げると傷むからバラの花もって潜るんだっ。

くらえ!ダイアモンドダストォー!! ぐらいの勢いで、ドキドキします。




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◆誘う女 DVD


長い長い殺人←宮部みゆきの長編ミステリ。自己顕示欲が強くて人身掌握に長けた殺人犯が出てきます。